宇都宮空襲から、間もなく80年。戦争体験者は減り、当事者の声や痕跡に触れるきっかけは少なくなりました。栃木県立博物館では県内最大の戦災を伝える展示「とちぎ戦後80年」が12日から始まりました。終戦まで1カ月ほどという時期…
「経験不足」と「制度の壁」 難病患者の就労、当事者語るリアル
編集部ブログ難病を抱えながら働くうえでは、病そのものにとどまらず、社会の制度や理解不足も大きな壁になります。今回は、自身も指定難病の当事者であり、支援者でもある京都難病支援NPOパッショーネ理事長の上野山裕久さんにお話を伺いました。…
フードバンクって、どんなところ? ―「フードバンク京都」の取り組みから―
編集部ブログ前回は「食」にとどまらず支援の形を拡大しつつある「空き家バンク京都 子ども食堂」について取り上げました。 ↓前回の記事はこちらからご覧になれます。 http://allatanys.jp/blogs/27324/ &nb…
東京旅から見えた日本の課題
編集部ブログ7月もあと数日となり、暑い日々に熱中症対策は欠かせません。そんなやる気のそがれる季節ではありますが、休暇には帰省や旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。筆者も先日、友人とともに東京観光をしてきました。今回はそん…
追悼オジー・オズボーン ヘヴィメタルの誕生を辿る
編集部ブログ7月22日、「ヘヴィメタルの帝王」とも呼ばれたミュージシャン、オジー・オズボーン氏が76歳でこの世を去りました。今月初め、故郷であるイギリス・バーミンガムでコンサートを開催したばかりで、その数週間後に伝えられた訃報は世界…
公共性の狭間 著作権法とAIの今後を東洋大の安藤教授に伺う
編集部ブログフェアユース:著作権者の許諾なく著作物を利用しても、その利用が一定の判断基準を満たすものと評価されれば、その利用行為は著作権の侵害にあたらない。 SNSを見ていると、しばしば美しいイラストに遭遇する。ある時は風景を描いた…
「聖地巡礼」の広まり 観光につなげる工夫とは
編集部ブログ「聖地巡礼」が一般に使われるようになって久しくなっています。観光の目的とする人も数多く、インバウンドに含まれるアニメの巡礼者は年間310万人だそうです。アニメや漫画の舞台となった場所やアイドルの訪れた場所、作者ゆかりの地…
ウトロの朝市、韓国料理で結んだ絆
編集部ブログ7月20日、京都府宇治市のウトロ地区にあるウトロ平和祈念館で朝市が開かれました。この朝市では、地域で育てたオクラやキュウリ、エゴマなどの野菜や、韓国料理に使われる食材が販売されていました。また、副館長とボランティアの方々…
旅と社会の救世主 フェリーの魅力とは【後編】
編集部ブログ今回は私たちの生活を支えるフェリーの役割について考えます。前編でも述べたようにフェリーは「物流の2024年問題」の解消策の一つとして大きな役割を果たしています。 2024年の読売新聞の記事によると東京九州フェリー(北九州…
神社仏閣に涼と賑わいを──川崎大師風鈴市が映す現代の祈りのかたち
編集部ブログ「チリン、チリン……」と、夏の空気を揺らすやさしい音色が境内一帯に広がります。京急川崎大師駅から歩いて数分、赤褐色の山門をくぐった先、境内に設けられた石畳の広場には、全国各地から集められた800種類以上の風鈴が、涼しげな…